お墓・終活の知識
親が元気なうちに聞いておきたいこと お墓と書類とこれからの希望
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著者:終活安心サポート窓口
お墓や大切な書類、これからの希望。親子で確認しておきたいことと、話の切り出し方を紹介します。
親が元気なうちに確認しておきたいのは、親自身の希望と、大切な情報の所在です。細かな内容を一度に聞き出そうとせず、暮らしやお墓など、話しやすいことから少しずつ共有しましょう。
子どもとしては早く準備を進めたいと思っても、親にとっては急に将来を決めるよう求められたと感じることがあります。親の大切にしていることを知る時間として考えると、話の進め方も変わります。
日常の会話から希望を聞く
帰省やお墓参りの際に、「最近、お墓までの移動は大変ではない?」「これからも今の家で暮らしたい?」と、目の前の暮らしに関係する話題から始めてみてください。困っていることが分かれば、手伝えることも具体的になります。
「終活をしておいて」と大きな宿題を渡すより、「寺院の連絡先だけ教えてもらえる?」と一つずつ聞く方が、答えやすい場合があります。話したくない様子であれば、その日は無理に進めず、別の機会を設けましょう。
書類は内容よりも保管場所から確認する
通帳、保険証券、住まいに関する書類、契約先からの通知などが、どこにあるかを確認します。親の了解なく持ち出したり、契約を変更したりせず、まずは本人が必要なときに取り出せる状態かを一緒に見てみましょう。
スマートフォンやインターネット上の契約も、家族が存在を知らないと確認に時間がかかります。利用しているサービスの名前や問い合わせ先を残し、パスワードなどの機密情報は安全な管理方法を別に考えておくとよいでしょう。
お墓について確認したい情報
お墓の話では、次の項目を確認すると今後の見通しを立てやすくなります。分からない項目は、寺院・霊園や関係する親族に確認するものとして残しておきます。
· お墓の所在地と、寺院・霊園の名称や連絡先
· 墓地の使用者の名義と、使用許可証などの保管場所
· 納められている方と、ご親族との関係
· 管理料の金額や支払い方法
· 掃除や法要などを、現在誰が担っているか
· 今のお墓を残したいか、将来どのように供養してほしいか
親から希望を聞いたら、「なぜそう考えているのか」も聞いてみましょう。先祖と同じ場所に入りたい、お参りできる場所を残したいなど、理由が分かると、実現方法を考えやすくなります。
子ども側の事情も率直に伝える
親の希望を大切にすることと、子どもがすべてを引き受けることは別です。遠方に住んでいて頻繁に通えない、仕事や体調の事情があるなど、実際にできることを伝えましょう。
例えば「今のお墓を大切にしたい気持ちは同じだけれど、毎月通うことは難しい。別の管理方法も一緒に考えたい」と伝えれば、気持ちと実務を分けて話し合えます。兄弟姉妹がいる場合は、一人だけに話が集中しないよう、確認した内容を共有することも大切です。
決まらないことは次回の確認事項にする
一度の話し合いで、墓じまいや供養先まで決める必要はありません。「親の希望は分かったが、費用が分からない」「管理料は分かったが、名義は未確認」といった状態でも前進しています。日付を付けて記録し、次に誰が何を確認するかを決めておきましょう。
終活安心サポート窓口では、ご家族と話し合う前の情報整理からご相談いただけます。実家のお墓のことが気になっている方は、所在地や現在の状況など、分かる範囲からお聞かせください。
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